江戸時代中期に中山道を往来する旅人を相手に、木曽地方で産出されるヒノキを材料として曲物や櫛、日常雑器を作り始めた事が始まりで、往来する旅人によって京都・大阪・江戸などへ運ばれ広く知らせるようになったと言われています。
夏は涼しく冬は厳しく寒さという独特な気候は漆を塗る作業環境に良く、自然豊かな大森林は良材を育み、交通の面でも主要道路が通っているという風土と要路の二つの好環境に恵まれて400有余年という時間を費やして素晴らしい技術が今もなお継承されています。
ひとつひとつ熟練した職人さんが丁寧仕上げた、技術は長い時間を得て継承され日本を代表する工芸品として親しまれています。
ロハスマルシェではこうした伝統文化の継承は今の子供たちに残してあげられる日本の財産だと思っています。