秋田民謡の『秋田音頭』にも謡われており、大館曲げわっぱは郷土の工芸品として全国に知られています。
1602年佐竹義宣候が関ヶ原の戦いに豊臣方として戦ったが惨敗したので、水戸より秋田へ禄高を減らされ移ってきたとき、領内の民は窮乏が激しく、その日の生活に困るものさえあるほどでした。 当時杣夫(そまふ)が杉の柾目板を割って、曲げ物の器を作りそれを弁当として利用していたのを見て、大館城代佐竹西家は領内の豊富な森林資源を利用して、窮乏を救うため下級武士達に命じ副業として、曲げわっぱの製作を奨励したといわれています。 ひとつひとつ熟練した職人さんが丁寧仕上げた、技術は長い時間を得て継承され日本を代表する工芸品として親しまれています。 ロハスマルシェではこうした伝統文化の継承は今の子供たちに残してあげられる日本の財産だと思っています。