会津地方の伝統工芸「会津桐細工」お線香筒。会津桐細工は軽くて持ちやすく火と水に強いので大切な物入れに使われます。お線香入れに最適ですね。
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会津桐は柔らかく繊細な木肌ですから、やさしくお線香を包み最適に保管してくれます。紐付きのお線香筒ですから手に持ち易く粋な物入れです。
紐の締め方は丁度昔の印籠のような締め方で、通しの紐が線香筒本体から蓋にかけて通っています。

 

 
会津桐はやさしい気品で、木材では最も比重が軽く持ち易いのが特徴です。又発火点が高く簡単には燃えず火に強いのも大切な特徴で、昔から大切な物入れに使われました。
繊細なお線香入れにも適しています。
 
 
会津桐細工は、表面に焼き入れを施します。渋く落ち着いた色合いになり、汚れが付かず柔らかい木肌を締めてくれます。自然素材の木には適度な乾湿機能があって、繊細なお線香を最適に保存してくれます。 通しの紐が付いていて、持ち運びにも粋で便利です。
 
 

 
 
会津桐は、厳しい寒さと湿潤な気候で、木目が締まり、美しい木肌の一級品の素材に成長します。
会津地方では、軽くて木肌が優しく、火と水に強い特性を生かし桐細工が発達しました。
長い時をかけて磨きあげられ、”大切な物入れには会津桐細工”が定番となりました。
会津の農家では、今でも女の子が生まれると桐の木を二本植え、大きくなると嫁入り道具として、桐細工を持たせます。

◆会津桐細工は、軽くて持ちやすく、火と水に強いので大切な物入れに使われます。
◆桐は適度の乾湿機能があって、繊細なお線香など最適に保存できます。
◆紐付きで持ち運びにも便利です。
 
会津 桐細工の歴史  
桐は日本人の生活・文化のなかで楽器、家具、履き物、小箱、花器、茶筒、茶托、お盆など広い範囲にわたって利用され親しまれてきました。 特に会津桐は南部桐とともに木目が引き締まって美しく、福島県会津地方では桐細工が発達しました。

明治元年の戊辰戦争によって、会津若松の旧市街は丸焼けとなり跡地がわずかに名残を留めています。
戊申戦争の悲劇として白虎隊の悲劇が知られています。明治維新という時代の流れの中で、会津を守るという純粋な気持ちで戦場にでて、ついには自刃して果てます。

会津は、大変教育熱心で白虎隊の少年達は藩校日新館で学びました。日新館に修学する前の童子たちにも解りやすい教科書がありました。会津藩初代保科正之の家訓です。

日常の逸話をもとにして童子達に心構えを教えています。武道初心集ののようなもので「日新館童子訓」として現代訳(中村彰彦訳)されています。
一.年長者のいうことに背いてはいけません。
二.年長者にはお辞儀をしなければなりません。
三.嘘をついてはなりません。
四.卑怯なふるまいをしてはなりません。
(以下略)
ならぬものはならぬものです。と躾から教えられ”会津魂”が受け継がれています。


昔、農家では女の子が生まれると庭に桐の苗木を二本植え、その子が成人してお嫁入りするときに桐を伐採し、 その材料で桐タンスや長持を作り嫁道具としたと云います。桐は成長はきわめて早く、木肌は美しくて狂いが少なく、切削等の加工が比較的容易で木工に適し、難点は強度は劣るが軽くて持ちやすくタンス、下駄、箱物等に応用されます。また 発火しにくいことから、大切な物を守るために着物、掛け軸など一家の財産を保管するために用いられていました。

 
 
商品名:会津桐細工 紐付き線香筒
商品番号:aizu-01

サイズ:6.0×5.0×高さ16.3cm
普通サイズのお線香が約90本入ります。
重さ: 50g
製造:猪俣桐工房(福島県会津若松市)

備考:化粧箱入り
仕様:木地:会津桐
仕法:六角形の線香筒に通しの紐の枠が付いています。 表面は焼き入れ仕様
定価:3,456円(税込)
 
 
   
   
 
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